こんにちは!
1995年夏、夫の海外赴任にともない勤めていた病院を辞め、アメリカにやってきました。当時、上の子は2歳3ヶ月、下の子は6ヶ月という時期です。 2年ほど経った頃から“母乳マッサージ”を、頼まれ、産後のお母様方のご自宅へ伺うことが多くなりました。そういう中で、アメリカでの妊娠・出産・育児の難しさが見えてきました。産後、日本で私たち(看護師・助産師)がしていたことを、お母さん方ご自身がしなくてはいけないのです。 アメリカでは出産後1〜2日で退院しますので、生後すぐの赤ちゃんへの母乳の与え方・必要な水分量・乳房の管理・黄疸の見方などなど、お母さん方にはわからないことばかりなのです。日本から送ってもらった育児書には、退院してからのことしか書いていません。どこを読んでも、最初の7日間の育児は見当たらないのです。 ですから、おっぱいが出ていると思ってたのに体重が急激に減ってしまう赤ちゃんや、元気だと思っていたのに黄疸がひどくなっていて再入院してしまう赤ちゃんなどが出てきてしまうのです。 このサイトが、少しでも、その時期のお母さん方の手助けになれば幸いです。 |