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昨日まで、お腹の中でのんびりしていた赤ちゃんです。生まれてすぐに、お母さんの期待通りにおっぱいを吸うのは至難の業です。少しのんびりみてあげて下さい。赤ちゃんは、最初の1~2日は、何も飲まないでも生きていけるように、皮下脂肪をつけて生まれてきています。心配しないで、ゆっくり練習してみてください。入院中は看護師さんが手伝ってくれますので、赤ちゃんとおっぱいの相性をみてください。また、お母さんのおっぱいは、順調に行っても2~3日目くらいから張り始めます。出ないおっぱいを吸っている赤ちゃんを、褒めてあげてください。

 
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いろいろな抱き方があります。どれが良いと言うことはありませんので、赤ちゃんが一番飲みやすい抱き方を、考えてあげてください。一般的なのは、飲ませるおっぱい側の肘の内側に赤ちゃんの頭を乗せて、赤ちゃんのおへそと、お母さんのおへそを向かい合わせにするようにして飲ませる方法です。フットボール抱きという抱き方もあります。飲ませるおっぱい側の手のひらで赤ちゃんの頭を固定して、わきの下で抱える方法です。何かクッションでも置いておくと固定します。すこし胸が小さめの方は、立て抱きが良いでしょう。赤ちゃんの股を開いて、飲ませる側のお母さんの足にまたがせるようにします。そして、赤ちゃんの首を持って固定します。親指と中指が赤ちゃんの耳の後ろにくる感じです。

このようにいろいろな方法がありますので、いろいろ試してみてください。