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アジア系の赤ちゃんには、大なり小なり『新生児黄疸』が出ることが多いです。
新生児黄疸の症状は、
”外見的”には、目の中の白目が黄色く見える。口の周り・顔が、黄色く見える。胸まで黄色い。
”症状として” 泣き声が静かになる。あまり泣かない。寝てばかりいる。おっぱいを飲まない。白いウンチが出た。

このような場合には、早めのチェックアップをおすすめします。
自宅でできることは・・・
1、フォーミュラーを1オンス、毎回飲ませる。
  飲めるだけで結構です。あまりにも飲まないときは、とにかく時間をかけて飲ませてあげてください。そして、翌日早めに受診してください。 

2、日中、窓から入ってくる光を赤ちゃんの体に当てる。
  紫外線には、ビリルビンを分解する作用があります。
  1日1~2回、10分ずつ。赤ちゃんを裸にしておなか側と、背中側に光を当ててあげましょう。 
  これだけでも、ずいぶん黄色みが減ってきます。

日本だと、入院中に黄疸のひどく出る時期を越しますので心配がないのですが、アメリカでは1~2日で退院してしまいますので、一番黄疸がひどい時期をご自宅で過ごさなければいけません。お母さん自身の疲れもとれてない時期ではありますが、しっかり赤ちゃんの様子を観察していてください。
また、赤ちゃんの黄色みは電球の下ではいっそうひどく見えます。自然光の元で、判断してください。




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